【備忘録】壁打ち考察

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【厄災の黙示録】どこまでがIFストーリーだったのか

厄災の黙示録、ストーリーどう感じましたか。

 

巷では、厄災の黙示録がコレじゃない感という声が見られたり

はたまた無双だからこそできたストーリーだという声が見られたり

まさに賛否両論ある作品だったのではないかと思いました。

(大半はPV内の100年前の大厄災を追体験できます。の一言が引き金になって賛否を呼んでいると思いますが)

個人的には、ストーリーより先に”2人プレイの画面分けを縦割りにしてほしかった”というのが1番最初に思った感想です。

 

現実

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(超)理想

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マリオカート8は見やすくていいなぁ)

ストーリーに関しましては、別記事でお話したいと思いますが、個人的には純粋にブレスオブザワイルド2が楽しみだなと思えるようなポイントが増えました。

 

 

今回は、 その中で
「厄災の黙示録のどこまでがIFストーリーなのか」

という部分を考えようと思います。

その部分は実際に曖昧で、全てがIFだと考えている人もいれば、そうではないと考える人もいるかなという印象でした。

自分の意見は、結論から話すと

私は全てがIFストーリーではないと思います。

そう思う理由は2つ。順を追って話します。

 

 

①【全てがIFストーリーならば任天堂が監修する必要がない】



今回初登場のアストルやスッパが完全に無双のオリジナルキャラだとしたら

任天堂側もわざわざストーリーや世界観を監修する必要性は無いと思います。

むしろ全てがIFではなく、今後発売するブレワイ続編での布石が多少なりともあるからこそ、任天堂が監修していると考えた方が自然では?と感じています。

特にストーリーの中のアストルの方は謎が多いまま退場してます。
(むしろ何1つわからないまま勝手にガノンに吸収されて困惑しました。)
前作のゼルダ無双にもオリジナルキャラは存在しましたが、目的や動機、ラストもしっかりと描かれていたのにも関わらず、今回は何もなく退場しました。
完全に無双ストーリーなら前作のように描けばいいものの、敵サイドの目的や能力を不透明にしており、違和感を感じます。
この事から、ブレワイ続編で初めて語られる要素もあるからこそ、任天堂が監修しなければならなかったのかなと思います。

 

 

 ②【「テラコ」が介入している部分は全てIF、それ以外は本編にも通ずる歴史だと思うから】

 

つまり、展開自体はIFなことに間違いなく、本編に繋がる要素もない。
ただし

”テラコが介入しない全ての事象は
どの世界線にいっても共通・もしくは1部変更がありながらもおおよその流れは同じルートになっている” のではないかと考えます。

具体的に…
ゼルダ無双の本編でテラコが介入しなくても起こり得た事象はなんだったか。
ブレワイ本編で語られていなかった新設定も加えると

  1. 王へ占い師が予言をし、ガーディアン・神獣などの遺物を掘り当てる
  2. アストルという占い師が謎の球体を持って、ガノンのために暗躍している(1が起こりえた場合必ず起こる事象)
  3. 本編にも登場したカースガノンを作っていたのはガノンではなく、アストルだった

 

前提として「本編ブレスオブザワイルドに出てきた王国の占い師=アストル」だと考えています。

 

順番に考えを書いていきます。
1…

100年前の大厄災以前に「厄災が復活し、それに対抗する力も眠っている」という予言をした占い師が存在した。

まずここはブレワイ本編・無双本編でも共通の出来事としてあること。
掘り起こすという予言の実行は、ブレスオブザワイルドの中でも重要な出来事ではあったが
無双の中でも、終盤ストーリーの回想にて

ハイラル王が「もう予言はされている」という発言をわざわざ入れてくるシーンがあることから、占い師の発言を信じすぎていること、この掘り起こしはよほど大事な出来事であること。

この点を踏まえるなら、 ハイラル王はどの時系列においても『占い師の予言を絶対だと思っている』

となると思います。

 

2…
この項目に関しては、テラコに憑依したガノンと出会わなくても厄災復活のために動いている動きは全く変わらないと推測してます。

先述でも話しましたが、王国の占い師=アストルならば憑依ガノンが来る前から

何らかの理由、きっかけで「自分は厄災ガノンに選ばれた者」

と思っていると思うので。

無双時間系列は不透明な部分も多いですが、
ハイラル王への予言を行なったのはアストルの可能性が高いと考えているので、

1が共通のルートならば、ブレワイ本編でも憑依ガノンを使用せずに自身の力で暗躍し、成功してる可能性が高いと感じます。

 

3…
上記の3つの中で最も私が1番驚いた点。
私は、アストルの存在が出るまでは、カースガノンを作成していたのはガノン本人だと考えてました。
しかし無双内ではアストルがものの数秒でカースガノンを作成してましたね。

(おまけに英傑のコピーも出してきて、想像してた戦い方と違う!)
カースガノンを出した、初めてリンクたちの目の前に姿を見せた時やゼルダが力に覚醒する前にも、憑依ガノンは共にいなかったので明らかに自身の持つ力によってカースガノンを生み出してることがほぼ確定かと感じました。

(憑依ガノンをフードの懐に隠してた設定があるなら別だけどちょっと無理がありそうと予想)
特にハテノ砦での戦いでは神獣内のガノンとほぼ同じ形状のものを出していたので、憑依ガノンなしにアストルの力のみでそれを為し得ることができていることになります。
なので、本編ブレワイのカースガノンを作成したのもアストルだと思います。

 

反対に
作中でも明言されていたが、プルアやロベリーがテラコの中にあったウツシエを現像し、未然に対策を強化したことや、シーカータワーで全員をワープさせることが出来たこと、未来の仲間をつれてくるなど、味方サイドの動きはテラコの介入が9割近くあったからこそ、リンク側は勝利できたといっても過言ではないと思います。

本編ブレワイにはテラコの介入は無いので、ほぼアストルの独壇場で100年前の大厄災で暴れまくったのではないかと思います。

次の考察では、本編王国の占い師=アストルなのかを考察していきます。

 

本記事はここまでとなります。

ここまで読んでくださりありがとうございました!